July 2011
6 posts
“マッコウクジラの内部はとても広々としていて、ときには胃袋の中から二万八千匹以上ものイカやタコが見つかったという記録もある。例の船員もやはり、クジラの体内では決して...”
– P44 クジラ――大いなる胃袋へのご招待『キリンと暮らす クジラと眠る』アクセル・ハッケ作/ミヒャエル・ゾーヴァ絵 講談社
Jul 4th
“昔の人は、キリンが、ラクダとヒョウの子どもだと信じていたようだ。一方からは長い首と優しい目を、もう一方からはまだら模様の毛皮を授けられたのだと。 ...”
– P80 キリン――都会暮らしに最適のパートナー『キリンと暮らす クジラと眠る』アクセル・ハッケ作/ミヒャエル・ゾーヴァ絵 講談社
Jul 4th
“「あたらしい村づくりというのは、自由な人間の集まりだよ。だれもやろうとしないような、冒険的で、ちょっぴりぶきみなことをやろうという人間の集まりなんだ」...”
– P165『ムーミンパパの思いで』ヤンソン、講談社文庫
Jul 4th
“この世はすぐには良い方向には変わりません。ただ、一人ひとりの願いがずっと続いていくことで、長い時間で見ると変わっていくかもしれません。悲願をもって一人ひとりが変え...”
– P144 法然院 貫主 梶田真章 仏教と先祖教 『宗教者に聞く! 日本編・上』読売新聞大阪本社編/法蔵館
Jul 4th
“人はすぐ、「あの人はいい人だ、悪い人だ」とレッテルを貼ります。法然、親鸞は、人間はみんな凡夫であって、自由意思で修行を積んで悟りを開くことはできない、自力では悟れ...”
– P143 法然院 貫主 梶田真章 仏教と先祖教 『宗教者に聞く! 日本編・上』読売新聞大阪本社編/法蔵館
Jul 4th
“お釈迦さまの悟りを漢字二文字で書けば「縁起」、一文字なら「空」と私は答えます。お釈迦さまの教えのなかには「一切皆苦」というものがあります。「苦」を私は「自分の思う...”
– P140 法然院 貫主 梶田真章 仏教と先祖教 『宗教者に聞く!』日本編・上』読売新聞大阪本社編/法蔵館
Jul 4th
June 2011
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“私たちは自分自身の魂について分かっていないのだし、まして他人の魂についてなど分からないのだ。人間は長々とつづく道を手に手をとって歩き通すのではない。一人ひとりの道...”
– On Being Ill, Virginia Woolf, 1930 『病むことについて』ヴァージニア・ウルフ(川本静子訳)、みすず書房,p79
Jun 8th
April 2011
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Apr 19th
March 2011
1 post
Mar 24th
October 2010
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“「私が言いたいのは」と彼女は静かに言う。そして耳たぶを掻く。きれいなかたちをした耳たぶだ。「人間というのは、何を望んだところで、どこまでいったところで、自分以外に...”
– 村上春樹『Birthday Girl』 めくらやなぎと眠る女/新潮社所収
Oct 31st
「話す」より「聴く」ことからはじめた人/藤岡延樹さん(下) →
Oct 30th
Oct 25th
“文章に熱心とはいえないが、ことばは好きで、心にはその破片がちらつく。それは男と夜を明かしてもかわらない。だから彼が、人は肉体の不完全さにいらだつあまり精神なんぞに...”
– P140 森崎和江「ことばを生む」/週刊朝日編『私の文章修業』 この後、森崎さんの文章は、「ことばの破片は生きているが、ことだまは不在」ということは、「文章修業などで呼び戻せることではない」とつづく。ことばの身体とたましい=ことだま。 この本には52人の「名文家」たちが、それぞれの文章に対する考え方が書かれている。真面目に応えるひともいれば、「文章修業」ということを書くときでさえ名文でうならせる人もいる。真剣に答えているらしいのに、笑いがこみあげてくる文章を書く人もいる。単に、読み物としてたのしい本。
Oct 24th
“布を織ること、衣服を着ることの象徴的な意味は、王権にだけかかわるものではない。西アフリカでも、布を織ることが比較的古くからあったらしい社会では、織ることとことばを...”
– P236-237, 19 文化のなかの技術/川田順三『サバンナの手帖』 なつかしい本を手に取って、過去に自分が折り目をつけたページを開き、「問いと応えのやりとりによって、ことばが織られてゆく」の一節にはっとする。織りかけたままホコリをかぶってしまっていた思考の糸を巻いた杼を手に取ってカタンと機織り機を動かしたような感じ。そして、その音の余韻が耳に残る。
Oct 24th
“私はお坊さんの「剃髪なう!」ツイートを見つけるのが大好きです。”
– 「話す」より「聴く」ことからはじめた人/藤岡延樹さん(上) - お坊さんインタビュー集|坊主めくり―現代名僧図鑑 (via minimumsho)
Oct 24th
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「話す」より「聴く」ことからはじめた人/藤岡延樹さん(上) →
Oct 21st
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言葉を使うことなしに
雨のバス停を下りてひとつめの角を曲がると、小さな傘が歩いて来て恥ずかしそうに私を見上げた。そっと手を差し出すと、小さな手が握り返してくる。私とメイッコ1号は手をつないで姉の家までの道を歩きはじめた。 家に着くと「お姉ちゃんにおてがみー」と折りたたんだ紙を持ってくる。4歳のメイッコ1号はまだ文字を知らない。裏にも表にも、一面にピンク色とうすい黄色の色鉛筆でぐるぐる描いたバラの花。このバラにはちゃんと見覚えがある。夏に実家で会った時、誕生日プレゼントにあげた造花の小さなブーケだ。赤いバラを黄色い薄紙に包んだものを渡すと「ピンクがすき」と小さな声で言っていた。この手紙は、そのときの気持ちを伝えてくれるものだろうか。 ...
Oct 17th
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“ 書物にできることはいろいろある。知恵や情報を授け、一時の楽しみを与え、ことの道理を示し、見知らぬ土地に案内し、他人の人生を体験させ、時には怒りを煽る。しかし、結...”
– 池澤夏樹/星野道夫『旅をする木』(文春文庫)の解説より 「書物」を「人」に置き換えて考えてもいい、と思う。「人にできる最高の仕事は、幸福感を伝えることだ」とか。 http://amzn.to/cRnvZL
Oct 12th
“ぼくたちが毎日を生きている同じ瞬間、もうひとつの時間が、確実に、ゆったりと流れている。日々の暮らしの中で、心の片隅にそのことを意識できるかどうか、それは、天と地の...”
– 星野道夫『旅をする木』文春文庫 私が「ここ」で、せわしない暮らしをする「今」も、電車に3時間ほどの距離を離して山があり、森があり、海がある。大海原ではクジラがおひるねしているかもしれない。海を越えれば、昼と夜がさかさまになった世界があり、砂漠の国では銃を構える人がいるのかもしれない。だから、「今」「ここ」にあることが、世界中のすべてだなんて思わない。
Oct 12th
“ われわれが属している場所を去るために、われわれのために、空虚が、空地がある。それは荒野へ向かう道、脱出し流浪するための道である。プロレタリアートには祖国がない。...”
– ノーマン・O・ブラウン『ラヴズ・ボディ』みすず書房P378 http://amzn.to/9etvE8
Oct 6th
“ 言葉のなかに潜む言葉は、耳では聞けないメロディー、音のない霊の歌である。感覚を霊的にするとは、楽園における人間の汚れのない感覚活動を取り戻すことである。いつまで...”
– ノーマン・O・ブラウン『ラヴズ・ボディ』みすず書房P374-375 http://amzn.to/9etvE8
Oct 6th
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10月11日(月)開催! 坊主デイズ★ナイト 第3夜『お坊さん×女子大生の巻』 →
Oct 3rd
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September 2010
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Sep 17th
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坊主デイズ★ナイト 第3夜「お坊さん×女子大生の巻」
「イケ僧★ナイトの巻」「妖怪×お坊さんの巻」の次は、なんとまさかの「お坊さん×女子大生の巻」です。このタイトルを聴いた30~40代男性のみなさんは「な、なな…なんかエロい…」と言っているというウワサですが、めっちゃふつうに健全なトークイベントですよ(残念がらないでくださいね)。 ゲストは、京都の人気フリペ『SCRAP』などで活躍中の女子大生・まさぴよ(19歳)と人気のイケ僧・松下弓月さん。「オトナになるってどうゆうこと?」という、誰もが一度は考えたことがあるけどうまく答えられない、殿堂入りしそうな“永遠のテーマ”でお話しいただきます。 ...
Sep 17th
仏教に人生を賭けて出家した人/勝本華蓮さん(上) →
Sep 16th
番外編:20人目の振り返り(下) →
Sep 9th
番外編:20人目の振り返り →
Sep 3rd
August 2010
8 posts
“…じぶんの そとに出て、みなの 人生を生きたいという、 あたりまえの日の あたりまえの人々と、 おなじになりたいという、 のぞみ。...”
– ウンベルト・サバの詩より。 古い(自分の)ノートに書き写されていた一片。 たぶん、須賀敦子さんの「ミラノ霧の風景」に載せられていたものだと思う。 http://amzn.to/a6EGfS
Aug 29th
“ 待つこと(エスペラール)が消えてゆく世界では、もちろん希望(エスペランサ)も消えてゆきます。...”
– 小沢健二『うさぎ! 沼の原稿』第6話 P189より
Aug 25th
“「私」自体にどう意味を持たせても、何にもなりません。「私」とは乗り物です。乗っているのは誰か、それは決してわかりません。わかる必要がないのです。大切なのは、その「...”
– 恐山あれこれ日記:2010/08/20 「私」でない誰か http://indai.blog.ocn.ne.jp/osorezan/2010/08/post_771c.html
Aug 19th
仏教を"歌う"お坊さん/栄福寺 白川密成さん(下) →
Aug 12th
『坊主めくり 現代名僧図鑑』が朝日新聞の記事に登場
「お坊さんにインタビューしているライターさん」として、朝日新聞大阪本社のインタビューを受けました。 取材に来られた記者の方は「お坊さんや仏教に魅力を感じている」ということ自体が不思議……という印象を抱かれたようで、「自分の生き方として仏教を選び、必死でがんばっているお坊さんはかっこいいなと思います」という私のセリフに「かっこいい!? かっこいいってどういうことですか!?」とすごく食いついておられました(笑)。人生賭けてがんばっている人をかっこいいと思うのは、ふつうだと思うんですけどね。 ...
Aug 10th
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帰ることのできる場所
“おじいさんと一緒に過ごした日々は今のぼくにとって唯一無二の帰る場所だ。だれもが子どもの頃に、あたりまえに過ごした安心できる時間。そんな時がぼくにもあったんだ、という自信が、きっとこれから先のぼくを勇気づけてくれるはずだ。” ――椰月 美智子『しずかな日々』講談社文庫 積読本が数冊あるというのに、出かけるときに限ってカバンに入れ忘れてしまう。とはいえ、一泊するとなると、本が手元にないのはさびしい。駅前の書店にかけこんで、文庫本の棚に目を走らせた。ふと、平積み台に一段高く積まれたやわらかな写真の表紙に目がとまる。「おじいさんの家で過ごす日々のなかで成長していく少年を描く」児童文学、らしい。 ...
Aug 8th
さよならの日々
ハナニアラシノタトエモアルゾ 「サヨナラ」ダケガ人生ダ ――井伏鱒二『厄除け詩集』 たぶん、「さよならだけが人生だ」という言葉は、 寺山修司を経由して知ったのだと思う。そのころは、 「人生ってさよならしなくちゃいけないことがたくさんあるのかな」とか、 そんな、漠然としたせつなさを感じていた。 まだとても若かったし、さよならを知らなかったから。 そして、いろんな出会いや別れというものを経験するたびに、 このフレーズはちかっと光が反射するように心をかすめていった。 別れがつらいときには、少々にくらしい気分でこのフレーズをながめた。 出会いがうれしいときは、祈るような思いでこのフレーズを握りしめた。 あくまで「出会い」や「別れ」というドラマのなかにある言葉として。 そして今日、誰にも出会わないし別れないような まるっきりありふれた日常のなかで、...
Aug 5th
仏教を"歌う"お坊さん/栄福寺 白川密成さん(中) →
Aug 4th
July 2010
10 posts
仏教を"歌う"お坊さん/栄福寺 白川密成さん(上) →
「ボクは坊さん。(ミシマ社)」の著者、ミッセイさんにインタビューしました! 著書のイメージそのままの、おだやかで柔らかい雰囲気の方で、とても楽しいひとときでした。「ボクは坊さん。」の著者としてのミッセイさん、ひとりのお坊さんとしてのミッセイさん、そして同じ時代を「楽しく生きよう」とするミッセイさん。いろんなミッセイさんの横顔が伝わる内容になるように書いています。続きもお楽しみに!
Jul 29th
“「作品が大衆に押しつぶされてはいけない」と思うと同時に、それでも糸井さんは「作家や芸術を育てるのは、裕福でない一般大衆だ」と信じている。「『これでもいいや』程度に...”
– 京都新聞2010年7月27日―聴流「コピーライター・糸井重里さん 大量作品ではない「作品」を」より引用 パトロン不在の現代:審美眼をもった少数の特権階級が贅沢の極みで物を作らせる時代から、大衆がパトロンを担う時代になり、安さばかりが求められてしまう。でも、私たち一人一人が「すてきだな」と心から思えるものを見つけ、大切にすることによって大衆のグループがパトロンとして作家を支えることもあるのでは、という話し。...
Jul 28th
“『心暗き時は、すなわち遇う所ことごとく禍(わざわい)なり 眼(まなこ)明らかなれば、途(みち)に触れて皆宝なり』 ...”
– 空海『性霊集』
Jul 19th
『拝、ボーズ!!』のお坊さん/倉敷・高蔵寺 天野こうゆうさん(下) →
Jul 15th
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祇園祭日記:鉾立て(7月10日)
いよいよ、鉾が立つ日がやってきました。長刀鉾、月鉾、鶏鉾、菊水鉾、函谷鉾など、大がかりな屋台を組む鉾は今日から三日ほどかけて作られていきます。 祇園祭の鉾は、巡行の日には4~50人の囃子方を乗せて曳きます。飾りをつけ、人を乗せた鉾の総重量は、約20トン。その土台を支える部分を作り始めています。鉾を建てるとき、釘は一切使われません。釘を使っていたら、あっという間に重みに耐えきれずに瓦解してしまうのだとか。重みや動きにしなる木の動きを、しなやかに吸収するべく編みあげられた縄が、屋台をしっかり支えているのです。縄ってすごい。 毎年、感心して見惚れちゃうのですが、この編み目はほんとうに芸術的な美しさ。縄ふぇち(?)的なファンの方もおられて、この時期に見に来るらしいというウワサを聴いたことがありますが、それもアリかもしれないなぁと思ったりします。 ...
Jul 10th
『拝、ボーズ!!』のお坊さん/倉敷・高蔵寺 天野こうゆうさん(上) →
Jul 8th
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Jul 7th
June 2010
16 posts
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坊主デイズ★ナイト第2夜:ゲストの中川学さんについて
今回は「やるぞ、ほんとにやるよ!」と決まったのがつい先週。すでにイベントまで1ヵ月を切ったところからのスタートですので、急ピッチで準備を進めています。仕事の合間、お昼ごはんを食べながら、ちょびっと睡眠を削って早送り、ですよ。今日は無事にチラシデータも完成。さっそく印刷して、ちまちまとカッターで切って150枚ほど作りました。いわゆる初版、ですな。がんばって配りますよー。 昨夜は、ゲストの中川学さんと100000tで打ち合わせ。イベントに先だって、100000tで中川さんの作品展示や、経本スタイルの妖怪絵本『妖怪MODERN』&仏像絵本『pop*n...
Jun 30th
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『坊主デイズ★ナイト vol.2 ~お坊さん×妖怪の巻』7月20日(火)開催! →
Jun 30th
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Jun 30th
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祇園祭日記:吉符入り(7月1日)
今日は、祇園祭の吉符入り。四条通りの長刀鉾、月鉾、函谷鉾のあたりに、提灯つきのゲート(?)が立っていました。月半ばの宵山、山鉾巡行というクライマックスを経て、7月31日に八坂神社境内・疫神社の夏越祭で終わり、になります。お祭りの主な日程は、京都新聞社の祇園祭特設サイトに詳しいです。 祇園祭は宵山だけ、巡行だけを見ると、巨大な展覧会のようなお祭りですが、実は幾重にも折り重なる神事・祭事があって成り立っています。日本人の信仰のありかたとか、願いのありかたとか、日本文化と呼ばれるもののチャンポンぶりとか、いろんなことが見えてくる凝縮度の高いお祭りですので、ちょいちょい通ってみると面白いですよ。 ...
Jun 30th
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“貪欲と嫌悪とはいかなる原因から生ずるのであるか。好きと嫌いと身の毛のよだつこと(戦慄)とはどこから生ずるのであるか。諸々の妄想はどこから起こって、心を投げうつので...”
– スッタニパーダ 中村元訳
Jun 29th
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“「批判」。世の中の主流の見方と違う見方を提供すると、すぐに「○○批判をしている」と短絡的にまとめられてしまう風潮は、いつ始まったのでしょう?...”
– 小沢健二「うさぎ! 沼の原篇 初期 第一話から第六話 ひふみよ限定版 二〇一〇年夏」P6
Jun 28th
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Jun 27th
口無し/朽ちる
夕方に、蒸れた空気をにゅるんにゅるんとかき分けるように自転車で走っていると、クチナシの濃密な匂いが混じっていた。クチナシは、お花の真ん中が開かないから“口無し”と言うねんよ、と母は教えてくれたけど、音の印象だけで言えば「朽ちること無し」という言葉のほうを考えてしまう。 口と朽ちる、二つの言葉の関係性について。すべての感覚も、思いも、言葉にした瞬間に朽ちていくけれど、その墓場になっているのは「口」なんじゃないか。でも、生きている限り、花が毎年咲きつづけるのと同じで、人もまた言葉を発せずにはいられないのだけれど。
Jun 23rd