われわれが属している場所を去るために、われわれのために、空虚が、空地がある。それは荒野へ向かう道、脱出し流浪するための道である。プロレタリアートには祖国がない。人の子にも、身を横たえる場所とてない。いかなる場所でも寛いではならない。
喪失を永遠に受け入れよ。自分自身の魂を手放せ。「自我が壊れるとき、悟りは最終的勝利ではなく、最終的敗北である。無のようになることである」。すなわち、私は誰でもない(no one)、私は名詞(noun)である。
Powell, Zen and Reality, 72.